大学生の教養サロン

教養と言うよりは、暇つぶしです。

浪人生のリアルな1日/1週間/1か月(浪人生の日常)

~もくじ~

①浪人生の1日(平日編)

②浪人生の1日(休日編)

③浪人生の1週間

④浪人生の1年間(気分も一緒に)

⑤私が一番伝えたいこと

 

今回は浪人生の具体的な日常について紹介したいと思います。

 

まずは1日編(平日編)

 

6:30 起床

7:20 予備校へ出発

ー電車内で単語(よく爆睡)

8:20 予備校到着

ー授業まで単語や予習

8:45 授業開始

12:15 4コマ終了(駿台は50分授業)

ー昼食&単語or昼寝

13:30 授業開始

16:30 2コマ終了&帰宅

ー電車内で単語(よく爆睡)

17:30 家到着&休憩開始&軽食食べる

18:00 休憩終わり&授業の復習開始

22:00 復習終わり&夕飯

ー休憩

25:00 就寝

 

ポイント①:授業は予習&復習したうえでしっかり全部受ける

 

授業さぼる人は結局最後まで伸びませんでした。

 

平日の放課後は授業の復習に全振りしました(いつ予習したかは後述します)。

 

ポイント②:電車内や休み時間などの隙間時間は単語を徹底

 

隙間時間を単語に使うかどうかで勉強効率が圧倒的に変わります。

 

特に電車などの移動時間を単語に使うかどうかでかなり差が出ます(爆睡してもいいのでやろうとしよう)。

 

ポイント③:このスケジュールの問題点

 

このスケジュールには1つ致命的な問題点があります。

 

就寝時間が遅すぎることです。

 

受験生の皆さんは23:00にはベッドor布団の中に入るようにすべきです(ここ最重要)。

 

たしかに不安やストレスで夜更かししたくなる気持ちは十二分に分かりますが、浪人生活は睡眠にかかっているといっても過言ではありません。

 

まずは成績の伸びや勉強法について考えるのではなく、睡眠時間の確保、就寝時間の改善をするのが絶対的に重要です。

 

良くない睡眠習慣では、どんな効率的で質の高い勉強もすべて水の泡になってしまいます。

 

これだけ言われても実行する受験生は1%もいません。

 

あなたは実行する1%側か、実行せず勉強法・量にこだわる99%側か、どちらになりますか?

 

1日編(休日編)

 

7:00 起床

ー朝食&歯磨きなど

8:00 勉強開始(1週間分の予習開始)

ーできるだけ水曜日分まで終わらせようと頑張る

12:00 勉強終了&昼食

13:00 昼寝開始

13:15 昼寝終了&勉強開始

ー午前の遅れを取り返すために全力

18:00 勉強終了&軽食

ー休憩

18:30 勉強開始

ー金曜日分まで終わってしまったら、終了or単語(やる気あったら)

22:00 勉強終了&夕食

ー休憩

25:00 就寝

 

ポイント①:とくに数学など予習に時間がかかるものは・・

 

とくに数学・物理・化学などいくら考えても分からなかったりして時間のかかるものは時間制限(なるべく短め)を設けて、ぞれを過ぎたら強制終了する。

 

おすすめは数学・物理・化学、大問1個20分

 

予習の目的は、解ききることではなく、自分の分からないところを明確化すること。

 

ポイント②:予習で分からなかった部分を具体的にメモしておく

 

①と関連して、予習の目的である「わからない部分の明確化」を達成するために、この②は最重要項目である。

 

ポイント③:就寝は早めに(2度目)

 

とくにこういう1日かけて自習する日はしっかり睡眠をとって備えよう。

 

 

続いて1週間編

 

月曜~金曜:上の平日編を繰り返す

土曜:上の休日編

日曜:たまに模試が入って一日つぶれるor予備日

 

ポイント①:金曜の放課後は・・

 

金曜の放課後は1週間頑張った解放感がでてだらけてしまうことがある。

 

だから私はよく、金曜の放課後は帰り道にコンビニなどでコーヒー/ココアなどを買って近くの公園でぼーっとしたり音楽を聴いたりして、あえてなにも勉強しない時間を作ったりしてリフレッシュした。

 

そして帰ってきたらいつもより少し少ない時間を集中してできる限り復習につぎ込んだ。

 

ポイント②:日曜はなにをするのか

 

模試が入るときは、あらかじめその週は模試に備えて、日曜にやり残しを残さないように意識して勉強した。

 

模試がない日は自分の苦手分野やその週でもっと深く復習した方が良いと思ったものを集中的に勉強したり調べたりした。

 

ただ日曜は気分的にも緩んでしまうので、勉強は18:00まで、と決めて集中した。

 

18:00以降はサザエさん見たりちびまる子ちゃん見たり鉄腕ダッシュ行ってQ(略)

 

 

続いて1年間編(気分も一緒に)

 

3月:現役時代目を背けてた苦手分野/未習分野に手を付ける(できるだけちんぷんかんぷんじゃない程度まで頑張る)

 気分:浪人に向けてスタートダッシュを切るためSNS全部消す&若干病んでた&でも頑張る

 

4月:まずは予備校に慣れる&上記の平日/休日の生活スタイルを習慣づけする

 気分:新しいことばかりで心がざわざわ&最初の両隣の人だけ友達に

 

5月:SNS消す作戦が功を奏し、GWという世の中浮かれている気分をシャットアウト

 気分:友達?そんなもんいらねえよ(悟りを開く)

 

6月:4月に始めた習慣づけが次第に体になじんでくる&中だるみの時期だと思い頑張る

 気分:可もなく不可もなく、悶々と勉強

 

7月:前期授業終了&夏期講習突入(前期の総復習一応終了)

 気分:前期の生活スタイルを講習にも生かそう&講習で行くいつもと違う街が新鮮&ちょっと疲れたけど頑張ろう

 

8月:第一回大学実践模試が行われる&夏期講習修了&後期授業開始&(一応)夏期講習層勉強時間600時間達成

 気分:実践模試が終わり講習が終わりに近づくにつれて若干ダレる&まあそれまで夏期講習頑張ったし若干はダレてもいいか、と開き直る

 

9月:後期授業ちょっと難しくなる&少し模試が増え始める

 気分:今までの努力はいったん忘れて、後期はさらにoutputを増やそうと決意

 

10月:思ったより模試が良くない&模試ができない

 気分:あぁちょっと疲れたなぁ

 

11月:一瞬戦意喪失&第二回大学実践模試で沈没

 気分:第一志望諦めて1ランク落とした大学で主席合格を目標に&一年で一番萎える

 

12月:鬼のセンター試験勉強&二次試験勉強&センター直前模試忘れててすっぽかす

 気分:十分疲れたし頑張ったのはわかる。でも頑張ろうよ自分!!

 

1月:全力投球センター試験&直前講習開始

 気分:もうこんな頑張ったんだから何点でもいいや(悟り)&どこの大学でもいいや(悟り)

 

2月:受験最後の1か月

 気分:とにかくできることを1mmでもやるしかない&もうすぐ受験が終わる(わくわく)&最後は慎重に、冷静に、心は熱く(悟り)

 

 

私が一番伝えたいことは、

 

「自分なりのスタイルで戦い抜く」

 

です。

 

人と同じことをやる必要は全くありません。

 

東大合格した人と同じことをする必要はないです。

 

時には萎えるし落ち込む、時には頑張るし元気出る。

 

ただ、自分の中で最も効率が良く、頑張れて、最高な勉強スタイルを作りましょう。

 

ひたすらがむしゃらにやっても微妙です。

 

それの参考として、東大合格した人などの経験談を取り入れるのは最高ですね。

 

1つだけ、予備校の先生やクラス担任の話は信じてその通りにしましょう。

 

彼らは受験のプロで、とてつもない数の受験生を見てきているのだから、参考に値します。

 

ではまた。

 

 

 

なぜ大学に行くのか~大学受験生に向けて~

~もくじ~

①結論

②大学進学のメリット

③大学進学のデメリット

④私が一番伝えたいこと

 

なぜ大学に行くのか。

 

結論から言うと私は、

 

「大人になる前の準備期間」

 

だと考えます。

 

この考えを原則として、私は「大学に行く3つのメリット・デメリット」について話していきたいと思います。

 

※前提知識として、大学の授業の質には期待しない方がいいです。なぜなら教授は人に教えるプロフェッショナルでもなければ、私たち生徒に興味がないことも多いからです。だからここでいう勉強とは、自由な分野の勉強であり、大学での授業を指すのではありません。もちろん、たまたま好きな勉強が大学の授業の内容であることはあります。

 

~メリット編~

 

メリット①:将来の保険になる

 

まず1つ明言しておきたいのが、

 

「偏差値の高い大学に行く=優秀・仕事できる・社会に貢献できる」

 

は全くの嘘、ということです。

 

近年(2020年3月現在)、社会が急速に変化し、学歴社会が崩壊しつつあるということを知っていますか?

 

最近から、だれもが知っている超大企業が、

 

年功序列(おじさんほど偉い)の廃止・実力成果主義

 

を続々と導入してきています(本当です、調べてみてください)。

 

しかし、ある程度偏差値が高い大学に行けば、

 

「私は優秀かはわからないけど、努力することはできます」

 

という、努力証明書にはなります。

 

やはり採用する側の人からしても、できるだけ勉強する努力を出来る人をとりたいのは当たり前ですよね。

 

またそれに伴い、偏差値が高ければ高いほどやりたい仕事を取り扱っている職に就ける可能性も広がっていきます。

 

メリット②:自分の将来を考える時間ができる

 

正直言うと大学生は、

 

「びっくりするくらい暇(マジで暇)」

 

です(※ほんの一部の医学生、理工学生を除く)。

 

この膨大な時間を使って、自分が一生をささげたい仕事を考えることができます。

 

言い換えれば、一生の趣味を考えられる期間でもあります。

 

正直、高校卒業までの18年間でそれを見つけるのはほぼ不可能なので、できれば大学に行ってゆっくり考えたいです(もちろん高校生でも見つけられる人は存在しますが、少ないです)。

 

でも実際は、大学3年間を飲み会やバイトや遊びで溶かし、そのまま就活を始めて結局何をしたいか考える時間を十分に持たないまま就職する人が多いようです。

 

メリット③:好きなだけ勉強できる(②と似てる)

 

正直、高校までは自分の好きなことなんてあまり分かりません。

 

なぜなら学校生活、勉強、部活が忙しすぎるからです。

 

何も考えなくても、自分がやらなきゃいけないことを精一杯頑張ってたら、高校までの18年間は暇せずに終わってしまいます。

 

その結果、みんなの好きなものが自分の好きなものになり、自分の知っている知識がみんなの知っている知識になってしまうのです(なぜなら考える時間がないから)。

 

でも本当は色々なことに挑戦して、自分が本当に好きなものを見つけたいです。

 

もちろんこの場合の好きなものとは、勉強に限ったことではありません。

 

スポーツ、芸術、YouTube、、、世界のもの全てです。

 

それを見つけて、時間の限り取り組めたら、最高です。

 

~デメリット編~

 

デメリット①:お金がかかる

 

これが一番の問題です。

 

大学側も、私立大学はあくまで商売なので、授業料がとてつもなく高いです。

 

その結果、親の負担が増えたり、奨学金によって自分の負担が増えたりします。

 

ただ、大学での過ごし方によってはその学費の何倍以上もの価値(=スキル、経験)を生み出すことができるので、頑張りたいです。

 

デメリット②:時間がかかる

 

大学の4年間を使ってできることは無限にあります。

 

何かを極めるには4年間は大きいです。

 

大学に行かず就職して、自分の現状を打破したいと一念発起してガンガンに努力して成功する人も山ほどいます(例:HIKAKINさん)

 

そういう人と比較すると、酒におぼれて4年間過ごすよりは早く就職して社会を知る方がいいような気もします(実際4年間を酒に溶かす大学生は多いようです)。

 

デメリット③:逆に堕落してしまう可能性がある

 

大学は本来勉強するために入る機関であるのにも関わらず、逆に堕落してしまう人も多いようです。

 

高校までは勉強ができて優秀だったのに、大学に入った瞬間それまでしてこなかった遊びの楽しさを知り、おかしくなってしまうことは結構よくあることです。

 

良くも悪くも、時間が山ほどあるので悪の道にそれてしまう人も中にはいます。

 

 

私が一番伝えたいことは、

 

「受験生のうちは、とくにやりたいことがない限りは、偏差値にこだわっていい」

 

ということです。

 

勉強・学歴だけがすべてじゃないことや、本当に好きなこと・やりたいことというのは大学生になって時間が山ほどできた時に考えればいいと思います。

 

そして、偏差値が高いほど将来を真面目に考えている人が比較的多いので、そういう環境に身を置けるのなら置いときたいです(なぜなら人は弱い生き物なので、環境に強く影響されてしまうことが多いからです)

 

とにかく、自分のできる限り全力を尽くして、行きついた先でまた考えたいです。

 

 

 

 

浪人生がやる気が出ないときにやるべきこと

もくじ

①結論

②結論の3つの理由

③私の具体的行動

④私が一番伝えたいこと

 

浪人しているのに全く勉強のやる気が出ない。

 

教科書、ノート、単語帳、何も開きたくない。

 

とにかく椅子に座りたくない。

 

こういった、「なぜかやる気が出ない」悩める浪人生のために今回はそのいくつかの対策を提案したいと思います。

 

結論としては、

 

「逃げずに戦い続ける」

 

ことが重要だと私は実際に体験して感じました。

 

その理由を3つほど紹介しようと思います。

 

理由①:人は習慣に弱い

 

なぜかやる気が出ない・勉強がしたくない原因の一つとして、勉強が習慣化していない可能性があります。

 

人は習慣化している行動をするのに体力を使いません。

 

歯を磨く、トイレに行く、水を飲む、スマホを開く。

 

これらは習慣化しているので、何も考えずに行動に移すことができます。

 

しかし例えば、朝起きたら散歩に行く、いつもと違う道で帰る、いつもは食べない朝ごはんを食べる。

 

一見大した行動ではないのに、いざ自分でやるとなると割と精神的に負担がかかったりします。

 

勉強も同じで、習慣にするための一番初めの段階が最も苦痛です(理系で例えるなら、静止摩擦力が動摩擦力よりも断然大きい、みたいなこと)。

 

私の東大生の友達もこの前、

 

「テスト勉強マジでめんどくさい」

 

と言っておりました。

 

どんなに頭がいい人、長時間勉強している人でも、初めのころは身をかきむしりたくなる思いで机に座る努力をしています。

 

まずは勉強の質よりも、勉強の習慣作りが大切です。

 

理由②:知識の定着率は、やる気の有無にあまり関係がない

 

やる気があればあるほど勉強した内容が頭に入り、やる気がないと勉強してもあまり意味がない。

 

そう思っている人が多いと思います。

 

しかし知識の定着率は、やる気の有無というよりも、勉強の仕方に関係があります(超大雑把に言えば以下に復習を効率よくできているか)。

 

やる気がないときに勉強しても意味がない、といったことを謳っている本や記事はよく目にしますが、私の経験上、あまり関係がないように感じました。

 

もう変な声が出るくらいやる気が出なくても、とりあえず勉強してみて自分を観察してみてください。

 

やる気がなくても、知識は脳のどこかにちゃんと吸い込まれています。

 

理由③:脳は行動するか迷っているときに一番負荷がかかっている

 

人は動物なので、敵(ライオン)から襲われたときに逃げれるために、体力を温存するようにあらかじめプログラムされています。

 

だから、人間が何か行動を起こそうと思ったら、頭の中でそれを行わないための言い訳を瞬時に考えようとします。

 

その言い訳を考える時間は、平均5秒だといわれています。

 

だから、何かをしようと思いついたら、とにかく5秒以内に始めてみてください。

 

そこでのコツは、できるだけ行動を分割すること。

 

例えば、机に座って勉強しよう、と思い立ったら、机に座るまで5秒、リュックを開けるまで5秒、教科書机に乗せるまで5秒、、、といった風にやってみるとよいでしょう。

 

その際、3.2.1.ドン!(行動)という風に私は3秒ルールで動いています。

 

やってみたら案外楽しかった、とか行ってみたら案外楽しかった、という経験を一度はしたことがあるはずです。

 

行動する前の予想、言い訳が実際にそうなることって、案外少なかったりします。

 

 

~私が実際にやっていた具体的対策~

 

①:名言を調べまくる

 

私の大好きな名言は、マンガ宇宙兄弟での、

 

「本気の失敗には価値がある」

 

です。

 

②:合格・不合格体験記を読みまくる

 

自分と同じ悩みを持っていた人に出会うと、救われます。

 

③:勉強・自己啓発本を読む

 

人は勤勉で同じ考え方をするので、あなたが悩んでいる悩みは絶対に過去の人が解決方法を見つけています。

 

おすすめの本は、

 

「直感力を高める数学脳のつくりかた」

 

です。

 

④:行きたい大学ツアー(一人で)に行ってみる

 

目指す大学に行ってみて、ココアでも飲みながらぼーっと将来の自分を想像してみたりすると、興奮してきます。

 

⑤:机で作業する

 

とりあえず机に座って英単語書きまくったり、数学の公式書きまくったりしてると、頭使わずに暇つぶし出来ます。

 

⑥:YouTubeで勉強する

 

ヨビノリたくみさんのしょーもないギャグでも聞きながら、積分するのおすすめです(答えまで飛ばしても全然OK)。

 

⑦:勉強する

 

英単語や数学の公式、1つでも覚えられたらあなたは素晴らしいです。

 

世の中のサラリーマンの1日の平均勉強時間知っていますか?

 

6分です。

 

どんどん勉強して、世の中を置いてってやりましょう(それができたら苦労しないわ!)。

 

 

私が一番伝えたいことは、

 

「迷っている時間が一番脳にストレスがかかる」

 

です。

 

まあそうやって迷って勉強したりしなかったり、失敗を繰り返してる時点であなたはすごい人間になっていってます。

 

あなたは思っているより結構すごいです。

 

 

 

 

浪人生にSNS(LINE、Twitter、Instagram)は100%必要ない(経験談)

~目次~

1 結論

2 SNSをやらないメリット

3 SNSをやらないデメリット

4 私が一番伝えたいこと

 

結論を早速言うと、

 

「浪人生にSNSは全く必要ない」

 

です。

 

実際私は浪人を始めるときにSNS(LINE、TwitterInstagram)を全部削除して始めました。

 

今回はこの浪人生のSNSの必要性について、「SNSを使わない」ことのメリット・デメリットを挙げ、考察していきたいと思います。

 

~メリット編~

 

メリット①:時間を有効利用できる

 

当たり前ですね。

 

あなたは1日当たりどれくらいの時間SNSを見ていますか?

 

仮に1時間見ているとしたら、その1日のうちのたった(?)1時間を何かの勉強に使おうとするだけで、あなたの全国ランキングが何千、何万アップすると思いますか?

 

大学受験は偏差値1の間に何万人もの受験生がいます。

 

一見すると少ない(?)ように感じるSNSを見ている時間を何か(勉強・休息・読書など)に使うことで全国の敵(=受験生)を信じられない数、ごぼう抜きすることができます。

 

あなたは追い越す側・追い越される側、どちらになりたいですか?

 

メリット②:無駄な雑音が気にならない

 

ここではInstagramを例にとって説明します。

 

もし高校のアカウントを見続けるとInstagramのストーリーには何が流れてくるのか。

 

それは入学式や、サークルの新歓コンパから始まる楽しそうな大学生活です。

 

人と承認欲求は切っても切り離せないので、あなたの友達はあなたにお構いなくジャンジャン楽しそうな大学生活をストーリーに投稿し続けます。

 

それを見たあなたはどう思うのか。

 

中にはそんなの全然気にしない、という方がいるかもしれません(経験上、そういう人に限って残念ながら浪人失敗している人が多いです)。

 

しかし、自分の気づかないうちに、脳にストレス・ダメージが溜まっていくことは明らかです。

 

少しでも、「うらやましい・楽しそう・自分は勉強してるのに」と思うと、脳には着々とダメージが蓄積し、しばらくして「なぜかやる気がわかない」という最悪の精神状態になってしまいます。

 

出来るだけ、ストレスフリーで勉強をしたいです。

 

メリット③:久しぶりに会った友達に本気で喜ばれる

 

SNSを完全にやめると、周りからは自分の情報はなにも分かりません。

 

だから、厳しい大学受験を戦い抜いた後、久しぶりに友達に会うといろいろ話ができます。

 

友達は、あなたがSNSをやめたからってあなたを忘れてないです。

 

たまにSNSで自分の近況を報告している浪人生がいますが、正直大学生側からしたら苦労自慢の押し付けみたいに見えていい気分ではありません。

 

どうせなら、久しぶりに会って素晴らしい結果を報告したいです。

 

~デメリット編~

 

デメリット①:世の中の情報が入ってこない

 

SNSをやらないと、いま世界で何が起きてるかリアルタイムで知ることができません。

 

好きなアイドルの情報も、応援しているサッカーチームの情報も、入ってこないです。

 

だから、もし浪人の一年間SNSをやらなかったら、その一年間だけ世の中の出来事がすっぽり抜け落ちて一般の世界に戻ってくることになるかもしれません(これを浦島太郎現象と言います)。

 

まあでも新聞読んだりすればいくらでも対策はできます。

 

ちなみに私は浪人生活でSNSをやらなかった結果、大好きだったAKBや乃木坂への興味をすっかりなくしてしまいました(かわりに違う趣味を見つけました)。

 

デメリット②:寂しい

 

SNSをやらないと、寂しい気持ちになることがあります。

 

いままでの友達、全員私のことを忘れてしまったのではないか。

 

いま、友達はなにをしているのだろうか。

 

自分だけこの世界から取り残されているような気持ちになります。

 

終わってみれば大したことない、というけれど、やっぱり寂しいもんは寂しいです。

 

でもその寂しさに耐える力、経験を得たあなたは、より素晴らしい人になることができます。

 

どうせならとことん寂しさと向き合って、自分と戦ってやりましょう。

 

デメリット③:息抜きができない(かもしれない)

 

SNSはいい息抜きと思って使っている人が多いと思います(私もたまに息抜きとしてTwitterInstagramを見たりします)。

 

この勉強終わったら一回Instagram見よう、Twitter見よう、とかしますよね。

 

そういう勉強の区切り方ができなくなるように感じます(実際はできます)。

 

しかし先ほども述べた通り、脳は休んでいるように見えて実は小さなストレス(ネガティブな感情)を蓄積してます。

 

例えばTwitterなら、残虐なニュースを見て犯人にいら立ちの感情を覚えたり、誰かが不倫をしてどっちが悪いとか考えたり。

 

そういう些細などうでもいい情報によって脳は少しずつダメージを負うことになります。

 

どうしても知りたいことがあるときは、グーグルで調べましょう。

 

脳を自分の好きな情報だけで埋めてハッピーな気持ちで満たされましょう。

 

私の個人的な息抜きの方法としては、自分の好きなことをググったり、飲み物を自販機に買いに行ったりしてました。

 

実はSNSの息抜きって、やめてしまえば慣れるものです。

 

 

最後に、私が一番伝えたいことは、

 

「一瞬の楽をとるか、一生の楽をとるか」

 

ということです。

 

実際SNSを完全にやめることは最初はきついです。

 

でも慣れます。

 

人はどんな環境も時間がたてば慣れるよう出来ています。

 

その一瞬のつらさを恐れてSNSを続けて、もし希望の大学に入れなかったとき、あなたはおそらくすごい後悔するかもしれません。

 

行く大学によってあなたの人生は大きく変わります。

 

付き合う人、環境、感じ方。

 

良い大学に行く=良い人生では全くありません。

 

しかし、その後の内容が変わることは事実です。

 

出来るだけレベルの高い環境に身を置きたいです。

 

そのために、勇気をもって大事なものを捨てれるかは大切なことです。

 

もし勇気をもってSNSをやめ、不合格になってしまったときは、次のように考えます。

 

「本気で戦って、本気で失敗できた自分は、将来絶対にすごい人になる」

 

私は何回本気で失敗できたかが、人生で重要だと考えます。

 

勇気をもって、挑戦したいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

浪人生に友達は必要なのか

初めに断っておきますが、私はHSP(Highly Sensitive Person)です(正確に言えばHSS型HSPです)。

 

HSPとは簡単に言ってしまえば「人一倍敏感な人」です。

 

詳しくは調べてもらえばいいのですが、なぜこのようなことを断ったのかというと、自分の性質、性格を知ることがこの問題に答えを出す第一歩となるからです。

 

目次

1結論

2メリット編

3デメリット編

4私が一番伝えたいこと

 

結論から言うと、

 

「私は」浪人生に友達は必要ないと思います

 

だから今回は、私が浪人生活を通して感じた、浪人するうえで友達が「いない」ことのメリット・デメリットを紹介しようと思います(「いない」に注意)。

 

~メリット編~

 

メリット①:人間関係で一喜一憂せずに済む

 

 

予備校でももちろん友達を作れば人間関係が生じます。

 

しかも、浪人ともなると話の話題は限定されます。

 

その話題とは「勉強・成績」についてです。

 

私は初めにも言った通り、HSPなので、自慢話や成績の優劣についての話(いわゆるマウントをとるという行為)によって誰か、または自分が不愉快な思いをするのが大嫌いです。

 

一緒に話す友達がいなければそのようないやな気持になることはほぼないので、安心して勉強することができます。

 

メリット②:自分の時間を最大限に使える

 

友達がいると、帰り一緒に帰ろう、や昼飯一緒に食べよう、といったことが頻繁にあります(というか毎日です)。

 

私は、人に時間や都合を合わせるとどっと疲れてしまう人間なので、できるだけ自分の時間は自分で使いたいです。

 

たまに一人で帰りたいときや、昼休み単語などを勉強したいときにたくさんの友達がいると、そういうわけにもいきません(「お~真面目だねえ」と茶化されてる様子もしばしば見ました)。

 

メリット③:孤独を経験できる

 

孤独は人を強くする、と多くの名著でも書かれており、それを経験するには浪人はうってつけの機会だと思います(もちろん究極は相互依存の段階だとは思いますが、そんなことは大人になってからでもいくらでもできます)。

 

浪人は人生の時間で唯一といっていいほど、世間的にも孤独やぼっちが正当化される期間です。

 

子供と大人の境界である時期に孤独を経験しておくのは、のちのちプラスにしか働かない、と私は思います(今考えても本当にボッチでよかった)。

 

誰しも大人になるにつれて、孤独は必ず経験するもの(例:一人暮らし、転勤)なので、学生のうちに本当のボッチを経験しておくのも、最高の経験になると思います。

 

~デメリット編~

 

デメリット①:相談相手がいない

 

もちろん友達がいないことは、話し相手がいないということです。

 

親や場合によっては高校までの友達が話を聞いてくれることもありますが、その人たちはたいてい浪人を経験していなかったり、自分の生活にいっぱいいっぱいであったりして、自分の悩みを分かってくれるとは限りません。

 

浪人生には浪人生にしかわからない悩みがあるので、そんな時に浪人仲間に話ができると、安心できるかもしれません。

 

デメリット②:自分はこれからの人生友達を作ることができるのか?と不安になってくる

 

友達と話さないとコミュニケーションの取り方を忘れます。

 

すると、初めは自発的に友達を作らないと意識していたはずが、気づいたら「あれ?自分ってコミュニケ―ション障害なのかな?」と錯覚してきます。

 

そしていつの間にか私のように「浪人 友達 必要」と検索する日々が始まるのです。

 

(でも安心してください。大学入ったら浪人経験と友達の有無に相関関係はないということが分かります。)

 

デメリット③:競争相手がいない

 

勉強・成績には明確な数値によって順位付けが行われます。

 

その数値を伸ばすためには、人と競争して勝つ、人を打ち負かしてやる、といった動機がプラスに働く時が多いです(私はそうは思いませんが)。

 

そんな時、比べる相手が多いほど、やる気がわいてくるものです。

 

また、周りに比べる人が多いほど、自分の立ち位置を把握することもできます。

 

やはり成績は相対的に決まってしまうものなので、比較対象が多いに越したことはありません。

 

 

今回私が一番伝えたいことは、

 

「自分の性格を知って、自分に合ったやり方を探す」

 

ということです。

 

自分を知ることは簡単なことではないので、ゆっくり時間をかけて考えてみてください。

 

そして、時には立ち止まることも大事です。

 

私も何度も立ち止まり、自分の決断に疑問を持ちましたが、最後まで自分の考えを貫き通しました。

 

大切なことは、自分とじっくり向き合うことだと思います。

 

自分のことを決めるのは、自分だけです(正しいかどうかは重要ではない)。

浪人を始めたら最初にやるべきこと(私の経験談)

※この記事は予備校に入学して浪人を始める方に向けて書いています。

 

目次

 

1結論

2結論の理由

3私の経験談

4私が一番伝えたいこと

 

浪人を始めたら最初にやるべきこと。

 

結論から最初に言うと、

 

現役時代に苦手だった科目にすべてを費やす

 

です。

 

これには理由が3つあります。

 

1つ目は、ヒトは忙しくなるとどうしても面倒なことは先延ばしにしてしまうからです。

 

「先延ばし」はヒトの本能的に仕方のないことです。

 

ヒトは、実際の重要度にかかわらず生き延びるためにその時重要だと思う行動をとってしまう生き物です。

 

しかし、予備校入学などを間近に控えた皆さんにとっては、スケジュール的には比較的穏やかな時期です。

 

予備校の授業が始まったら、一気に授業の予習復習が忙しくなり、苦手科目に費やす時間も体力もなくなってしまうのは揺るぎようのない現実です。

 

一度、浪人の一年間や浪人が終わった来年の3月を想像してみて、自分がこの時期何に時間を費やすべきなのかゆっくりでいいんで考えてみてください。

 

二つ目は、新鮮な気持ちで勉強に臨めるからです。

 

おそらく、現役時代は苦手科目の教科書を見るだけでも心の中にマイナスな気持ちが生じ、こんな疲れるくらいなら好きな科目をやろう、と思って好きな科目しかやらない、という日々を過ごしてきた人が多いと思います。

 

しかし、予備校入学を前に控えたこの時期、好きな科目や得意な科目をガンガンにやるのはあまり良くないです。

 

これには理由が2つあります。

 

1つ目は単純に飽きてしまうからです。

 

久しぶりにたっぷり時間があると思い、自分の好きな科目をスマホなどを横に置きながらダラダラと勉強している人が多いのではないでしょうか。

 

しかし、ヒトの脳は複数のことを同時に考えると頭に定着しないという特性を持っているので、もしそのようにいまいち勉強に集中できない状況が続いているのであれば、新しいトピックに頭を使う方が断然時間の有効利用になります。

 

2つ目が重要なのですが、その勉強法や学んできた知識が正しくない可能性があるからです。

 

浪人を控えているみなさんは、現役時代学校の先生や塾の先生が散々に言っていた、「復習が大事」などのアドバイスをしっかり実行していましたか?(ちなみに私は完全無視して独学に走っていました。人にとって最高の勉強法は復習しかない、と気づいたのは浪人を始めて結構後でした。)

 

おそらく私の経験上、浪人をする人は復習や大人のアドバイスをないがしろにして独学で突っ走ってきた受験生は多いと思います。

 

正しい勉強法は予備校に入ってから学ぶとして、予備校に通っていない時期は暗記物や今まで触れてこなかった分野に頭を慣らすことに使うのが賢い時間の使い方です。

 

最後の3つ目は、まとまった時間が取れるからです。

 

ヒトは新しいことに挑戦するとき、すぐに疲れてしまう生き物です。

 

もし予備校入学後に苦手科目に取り組むとなると、新しい環境、生活リズムに慣れると同時に新しい勉強に取り組まなければならなくなります。

 

ヒトの体力には誰しも限界があるので、苦労をなるべく分散させるという意味で、苦手科目に慣れるのは予備校入学前に済ませたいです。

 

~私の経験談

 

私の、現役おわり~予備校入学前までにやっていたことは

 

①現役時代の勉強法の改善点を、本などを読んで考える

②苦手、目を背けてきた科目(古典、漢文、確率、複素数、量子学など)を手あたり次第触れてみて慣れる

③一年間の大まかな流れ、目標を整理する

 

特に①②はやって本当に良かったです(むしろやっていなかったらと思うとぞっとします)。

 

とにかく、浪人が始まってできるだけスムーズにストレスフリーで予備校生活になじむためにも、この間の期間をいい準備に使えるよう、工夫していきたいところです。

 

ともかく、私が伝えたいことは、

 

予備校入学前の期間は遊ぶためにあるのではなく、予備校期間をいかに幸せに過ごせるかの準備期間なのです。

 

こんな勉強する期間もう二度とないかもです。

 

たかが1か月ちょい、踏ん張ってやりましょう。

 

 

 

 

 

 

 

おわりの3月。

東工大入試が終わった翌朝、私は一年ぶりに二度寝をした。

 

 

というのは嘘で、いつも通り7時に目が覚めてしまった。

 

 

1年半の長い受験が終わった、という解放感喜びから、目が覚めてしまった。

 

 

リビングで延々と時間を気にせずユーチューブを見たり、漫画を読んだりしてグダグダする時間は、久しぶりすぎて不思議な感じだった。

 

 

とりあえず東工大の結果発表までグダグダして過ごしたのだが、結果はもちろん不合格だった。

 

 

なんとなく分かってはいたが、いざ不合格を知らされるとやはり悔しい。

 

 

でも一年間自分のやれるだけの全力は尽くしたつもりなので、後悔は全くなく進学に気持ちを切り替えられた。

 

 

国立の発表の日にそのまま高校に結果を知らせに行き、ついでに高校時代の塾に結果報告&一年前卒パとか行かなくてごめんなさい、を言いにいった(ついでにそこでのバイトが決まった)。

 

 

今回の一言:無限に感じた受験生活も、きちんと終わりが来ました

 

 

おわりに

 

 

まず初めに、最後まで読んでくれてありがとうございました。

 

 

文体が途中から「です」から「だ」にかわったり、文章構造が雑だったり、読みにくいとこもあったかもしれませんが、最後まで書き終えられてよかったです。(ここでもかわってるね)

 

 

正直、読んでる人は、お前はもう受験終わってていいよな。とか、俺はまだまだ受験長いんだよ。とか思っているかもしれません。

 

 

私もそうでした。

 

 

でもちゃんと受験に終わりが来ました。

 

 

考えるべきことは、とにかくやるべきことは何なのかを考えて(終わりから逆算して)、そのことを達成すること()のみに集中することかと思います。

 

 

初期の段階で東大の問題を解きまくるのは(私は)絶対に違うと思うし、ほかの人を羨んでうだうだするのも控えたいです(私はうだうだしてましたがね)。

 

 

一人ひとり見てきて景色はちがうし、これから先も自分の目からしか世界は見えないので、、自分のできることを頑張ってやりましょう。

 

 

私はまた別のところで違う内容のブログをはじめますので、気が向いたら載せます。

 

 

では。

本番の2月。

ついに受験が終わる2月がやってきた。

 

 

朝ごはんが、緊張でのどを通らなくなり、常に心臓バクバクな緊張状態が続いた。

 

 

でも私は本番が来てほしくない、とか本番に向けてマイナスな感情はあまり持ってなかった気がする。

 

 

なぜなら、それまでの浪人生活で限界まで勉強し続けた、という自信があったし、なにより長かった受験が終わるという喜びが大きかったからだ。

 

 

2月9日 受験一日目の東京理科大

 

去年合格した、という自信から対策は一切せずに受験した。

 

この日が今回の受験で最悪なコンディションな日だった。

 

余裕をかまし、前日も早く寝ずに寝不足なまま受験してしまった+緊張が重なってやばい頭痛の中で受ける羽目になった。

 

さらに、理科大の問題は(特に物理が個人的に)早慶レベルに難しいのに加えて、たまたま隣に座った男が貧乏ゆすりと独り言が多い典型的な迷惑ボーイであったことから、災難に災難が重なって、全くできなかった(正直体調良くても実力的にできなかったかもしれない)。

 

しかし、一発目の理科大体調管理の大切さを知れたのは、結果的に良かったのかもしれない。

 

多分落ちたな、と思った。

 

 

2月12日 受験二日目の慶応理工。

 

慶応理工は去年落ちたこともあって、過去問を3年くらい解いてしっかり対策して臨んだ。

 

たしか一発目が理科だったのだが、そこでいきなりつまずいた。

 

物理が鬼難しく、物理は余裕だろ、とたかをくくっていた私は、完全に撃沈した。

 

もう無理、とか思いながら残りの英語と数学を解いた。

 

一年前に難しく見えた問題は、やはり一年必死で勉強しても、難しく見えることに変わりはなかった。

 

 

2月13日 受験三日目の慶応経済。

 

今回は経済も受けた。

 

理由は、英語数学小論文で受けれたことと、慶応理工に受かる自信がなかったから。

 

経済の英語と数学は、前半が一定以上できていないと、残りは採点されない的なつくりなので、そこは緊張した。

 

なんかよくわからなかったが、あまり手ごたえはなかった。

 

今回も落ちたな、と思った。

 

 

2月15日 明治センター利用合格。

 

私と母はかなりほっとした。

 

というのも、言ってなかったが、国語の撃沈のせいで、数日前理科大のセンター利用に落ちていた+明治の一般受験をさぼったことで私の頭の中でかすかに(全落ちによる)二浪が頭をよぎっていたからだ。

 

母は安心して泣いていた。

 

現役の時余裕で受かっていたところに、一浪を経た後で合格をもらって涙が出る、とは思いもしなかった。

 

一浪しても、余裕なんて全く生まれない、と思った。

 

 

2月16日 受験四日目の早稲田理工。

 

今回も去年と同じ教室で受けた。

 

今回は、全体的に去年受けた時より簡単になっていて(実際易化したらしい)、数学の受験中帰ろうと思った去年と比べて、手ごたえを感じた。

 

かといって、余裕をもって問題を解いていたわけではなく、わからないながらも、なんとか答えを出せる問題が増えただけであって、確実に正しいだろう、という問題は少なかった。

 

帰りは、去年と同じく、早稲田通りを受験生の大群のなかを早歩きで帰った。

 

 

残すは東工大のみとなった。

 

 

2月22日 理科大一般+慶応理工合格発表。

 

この日は二つ合格発表があった。

 

母と一緒に朝9時?くらいに一階のリビングで合格発表を見た。

 

慶応理工は

 

不合格。

 

補欠でさえないのか、と思った。

 

つぎに理科大を見た。

 

さすがに受かってるだろ、と思った。

 

不合格だった。

 

正直もう終わった、と思った。

 

母はきまずそうにしていた。

 

とても申し訳なかった。一年間一日も休まず私を起こし、ひとことも文句を言わず、なんでも私の好きなご飯を作ってくれてサポートしてくれたのに、不合格。

 

もうあとにはひけない、と思い私は二階に戻り、勉強を再開した。

 

 

2月24日 慶応経済合格発表。

 

二日前の不合格からとても長かった

 

当然集中できなく、前日も眠れなかった。

 

9時、例のごとくリビングで母と一緒に合格発表を待った。

 

母は、もう明治で十分だよ、と私に気を使って気にしないふりをしてくれていた。

 

 

結果は合格だった。

 

今まで慶応の合否の画面で不合格しか見たことがなかったから、何度も確かめたが、合格だった。

 

私と母はもうこれで終わりだ、と言いながら泣いた。

 

その日はもう勉強せずに、コンビニにジュースを買いにいった。

 

久しぶりの外出だった。

 

 

2月25.26日 受験最終日の東工大

 

私は二日目の帰り道、早稲田の合格発表を見ようと思って、携帯を開いたら、母から早稲田受かったよーとラインが入っていた。

 

東工大は数学があまりできなかったが、そんなことはもはやどうでもよかった。

 

私は帰り道、もう一生受験勉強しなくていいんだ、と思いながら武蔵小杉駅で電車を待っていた。

 

たまたまめちゃめちゃ天気が良い日だった。

 

 

今回の一言:一年半、長かった

 

センター試験の1月。

ついに年が明けた

 

明けてしまった。

 

もうやるしかない。

 

くそ焦りだす気持ちを抑えて、黙々とやるべきことをやった(もうやけくそ)。

 

元日はお茶の水に特別講習を受けにいったあと、恒例の乃木神社に初詣に行った(乃木坂には会えなかった)。

 

何回も何回も演習をして、演習でどんなにいい結果が出ても、逆に不安は募るばかりだった。

 

そうして自信不安を心の中にため込んでいたら、すぐにセンター試験がやってきてしまった。

 

たしか1/14.15だったような気がする。

 

当日は制服を着ている現役生にイラつきながらも、わりと冷静にできた(東大を半分諦めてたのも大きい)。

 

あと会場で高校のとき仲良かった野球部の友達にたまたま遭遇したのも、リラックスにつながった(仲間ができた)。

 

結果は以下の通り(ちょっと違うかも)。

 

地理:88

国語:130(漢文10点)

英語筆記:180

リスニング:36

数学1A:91

数学2B:100

化学:88

物理:95

Σ=772/900(808/950)   ㊟東大換算

 

見ての通り国語が予想以上にダメだったので、予定通り東工大を受けることにしたが、正直結構悔しかった。

 

自分は東大を受けることさえできないのか、と思った。

 

まあこんなもんか、とも思った(要は色々思うことがあった)。

 

切り替えて翌日からの短期集中講座に朝から出席し、二次試験モードに入った。

 

今回の一言:試験で一番大事なことは体調管理。とにかく体調管理。まじで。

 

もう三日前くらいからは早めに勉強を切り上げて、リラックスして早く寝よう(後述するが、のちに個別試験で体調不良のまま受けて死ぬほど後悔する)。

 

 

 

冬期講習&年末の12月。

とうとう通期の授業も終わり駿台での生活は講習を残すのみとなった。

 

冬期講習が始まる前に通期のテキストの復習はすべて終わらせ(終わったことにして)、残りの時間は講習と試験対策に集中することにしていた。

 

私がセンター試験対策を始めたのは11月に入ったころからだった気がする(地理のみだが)。

 

とった講座は スーパー数3、スーパー数学1A2B、化学特講、現代文が取れる~論理力スペシャル~、センター対策ファイナルアタック2個くらい(行ってない) とかだった気がする(うろ覚え)。

 

12月の前半は主に講習+二次試験対策、後半は講習+センター対策をした。

 

センター対策といっても、センター形式の問題をひたすら解きまくっただけ。

 

特に特別なことはやった記憶はないが、東大は半分諦めていたので気持ち的には少し楽に勉強できていた気がする(ここの詰めが甘かったか)。

 

あと、二次試験対策を始めるのが少し遅かったかな、とも思う。

 

印象的なこととすれば、センタープレを受け忘れたことと、年末に薬をのどに詰まらせた+緊張でゲロッたことくらい。

 

通期のうるさいクラスの人たちを見なくなった分、ストレスは減ったのと、今まで一人で黙々と勉強していたことが、この最後の孤独な講習期間を有意義にできたことにつながった気がする。

 

今回の一言:もう少しでおわり、とか考えてはいけない。黙々と自分のやるべきことをやろう。

 

これからが勝負である。これまでのことは忘れて、気持ち新たに地道にやろう。

 

 

 

空白の11月。

11月は浪人生活の中で一番に印象がない。

 

勉強していなかったわけではないけれど、勉強した記憶もあまりない。

 

とりあえず東大実践の前日横浜のランドマークタワー周辺をぶらぶらしたあと適当なカフェで友達とぐだぐだしてたことだけは覚えている。

 

だから今回は色々なことを書き連ねる。

 

まずは一日の生活スタイル。

 

6:30 母に起こされ起床

7:00 出発(電車の中では単語か勉強法の本)

8:00過ぎ 駿台到着

~8:40(授業開始) 自習

~12:45 授業四コマ(きちんと全部うける)

~13:30 昼ごはん&自習(終始無言)

~16:30くらい 授業二コマ(きちんと全部うける)

~17:30 帰宅(電車では単語か爆睡)(自習室はほぼ一回も使ってない)

~22:00 勉強(復習only、予習は土日)

22:00~ 夜ごはん+寝る準備

25:00 就寝

 

これをほぼ一年間延々と繰り返していた。 

 

つづいて交友関係

 

前にも書いた通りSNSはほぼやっていなかったので、連絡を取る友達は0。

駿台での友達は高校同期4人(違うクラス)+同じクラスの人4人。

でもほとんどしゃべらなかった(みんな必死だった)。

日常での会話は家族のみ(弟二人+母+家のネコ二匹)(父は単身赴任中)。

日常での唯一の楽しみは弟のサッカーを応援すること(本当に力になりました)。

以上。

 

日常的に考えていたこと。

 

*受かっている&落ちている自分の姿の妄想(無限ループ)

*小中高の友達いま何してんのかなー

*クラスのうるさい人たちどっかいってくれ

*受験って一生終わらないのかなー

など。

 

日常的に見ていたサイト

 

*グノシー

*Study速報(精神を安定させるために見ていたけど正直マジで見ない方がいい)

 

今回の一言:この浪人生まじでやばいね。

 

とうとう来月は2017年最後の月、12月です。

失速の10月 Part2。

10月も終盤に差し掛かり、大体の模試が返ってきて、残すところ東大実践と全国模試、センタープレのみとなった。

 

 

ここらへんでメンタル的に限界が来ていた(気がする)。

 

 

私は今まで消していたTwitterをインストールして同級生が今どんなことをやっているのか調べまくったりした(アカウントはすでに消えていたので調べただけ)。

 

 

正直、私は浪人中、同級生がどんなことをしているのかとかくだらないことばかり考えていたので、SNSをやりたくて仕方がなかった(意味がないことはわかっていても)。

 

 

LINEもインストールして小学校のころ仲が良かった東大の友達と、慶応の友達に連絡を取った。

 

 

東大の友達には勉強法とか模試のかんじとかを質問したりしてアドバイスをもらった(私自身アドバイスをもらうことは嫌いだが、この友達はとてもいい人で親身になって聞いてくれたりするタイプだったので連絡した)。

 

 

慶応の友達には学校生活とか悩みを聞いてもらった。

 

 

結局最後までLINEで連絡した友達はこの二人だけだったのだが、二人にはとても感謝している。

 

 

 どんなに仲が良くても、THE大学生なやつとか、気が使えない人とは連絡を取るべきではないと思う。メンタル折られるので。

 

 

ここらへんの一週間は勉強のペースを緩めた気がする(もちろんやらない日はなかったが)。

 

 

今回の一言:SNS消す作戦をしたことは私の浪人生活の中でトップクラスに良かった点

 

 

結局国立には受かれなかったが、もしSNSをやっていたら、早慶にすら100%受からなかったと思う(実際SNSをやったのはここらへんが最初で最後)。

 

 

私は東大実践がある11月に入る直前、東京大学を諦めた。

 

 

[告知]神奈川県版駿台のパンフレットに体験談が載りました。みてね。

失速の10月 Part1。

10月になり、9月にやった模試が返ってきた。

 

だんだんと入試も近づいてきた。

 

やっぱ東大いけないかも。

 

そう考えることが多くなってきた。

 

それまでは不可能なことは頭の片隅にありつつも、無視して時間の限り可能性にかけようと勉強しまくってきた。

 

それでもだんだんと本番が近づいてきて、それまでの模試の結果と伸び具合を見てみると正直言って東大に行くことはちょっと厳しいように感じてきた(とれてもC判定。センター模試も90%には一度も届かず。)。

 

しかしメンタル的に疲れているからと言って勉強しないのはあとで後悔すると思い、気が進まないながらもとりあえず机についてそれまでやってきたことを黙々と復習したりした。

 

勉強の密度はそれまでより低くなったとしても、とにかく勉強し続けることが大切、そう信じて頑張り続けた。

 

今日の一言:勉強は長い時間することも大切だが、集中し続けることも同じくらい大切だと思う。

 

とても当たり前のことだが、自分に欠けていたのは絶対に集中力だった思う。

 

勉強を集中して、長い時間取り組めるようになることは、訓練がいる気がする。

 

言い訳だが、それまでそのような習慣をつけずに適当に勉強していたことがかなり響いたように、あとから感じた。

後期が始まった九月。

長かった駿台の夏も終わり、ついに後期が始まった。

 

だんだんと受験が近づいてきた感がでてきて、受験が終わるうれしい気持ちと、受験が来てしまうという半端ない不安感混在しはじめ、よくわからない気持ちになることが増えてきた。

 

この月は判定模試、駿べネマーク模試、全国模試と模試が多く、スケジュール的に忙しかった気がする。

 

駿台のクラスの人たちが久しぶりに会ってテンションが上がったのか、休み時間にうるさかったのはかなりむかついた。

 

しかし逆に進学校のやつらに絶対勝ってやろうという気持ちになって、昼休みなどは速攻飯を食って単語とかの勉強を出来たので、そのうるさい奴らがいたことはいいことだったのかもしれない。

 

今日の一言:浪人生はぼっち飯するのもよい。

 

実際東大に行った人たちは(もちろん例外はあるが)、友達と話すのはほどほどにして、勉強していた人が多かった。

 

夏休み明け、いいスタートダッシュが切れた気がする。

 

今後もそのモチベーションが続くものだと思っていた。

前期の区切りの8月 Part2。

 

東大実践も終わり、毎朝6:30に起きて東京や横浜まで暑い中往復し、帰ってすぐにご飯を食べ仮眠をとり夜遅くまで勉強していた夏休みも終盤に差し掛かっていた。

 

最後に受けた講座は英語の大島先生の語法と読解だったのだが、雑談ばかりのくそ授業過ぎて二日目で行くのをやめた(wikiにはあの雑談が力になるらしいと書いてあったが正直ただのおっさんのくそつまらない雑談にしか聞こえなかった)。

 

それ以外の講座はどれも良かった気がする。

 

講習期間は誰とも話さずかなり精神的に来ていたが、何かの講座で高校時代の彼女に激似の子がいてめちゃめちゃ可愛かったことで元気が出たことは覚えている(もちろん話してなどいない)。

 

講習期間を通して600時間勉強しようと決めていたのだが、最後の方に失速して、たしか結局580時間ちょい勉強した気がする。

 

とってよかった講座ランキング

 

1位:点が取れる現代文スペシャル(岡井光義)

→4月からずっと勉強の仕方が分からなかった現代文の読み方や理論を、革命的に分かりやすく説明してくれた。配布された読み方ルールプリントは受験終わるまで使い続けた。ちょっと変な先生だが、信じて聴けば、必ず力になる(特に現代文初心者)。

 

2位:化学特講(景安さん)

→景安さんの講座はやはりかなりわかりやすく、短期間でかなり伸びた。特にそれまで曖昧だった酸塩基(平衡とか弱酸とかの難しめのところ)が分かりやすかった。景安プリントは安定でよかった。ただテキストがぶ厚すぎたところは微妙だった。

 

3位:物理特講(小倉さん)

→小倉さんの授業も分かりやすかった。テキストの難易度もまあまあで、最後まで復習し続けた。ただやはりノートをたくさんとった(たしか100ページくらい)ので、ちょっと復習に時間がかかった。

 

夏休み明けのマーク模試はまあまあだった気がする。

 

心を無にして勉強し続けた甲斐があった。

 

今日の一言:駿台で配られるスケジュールシートを活用しよう。

 

目標時間とかを設定するといいと思う。

 

600時間がちょうどいいかな。

 

夏期講習で見た女の子とまた会いたいなあ。