大学生の教養サロン

教養と言うよりは、暇つぶしです。

浪人生がやる気が出ないときにやるべきこと

もくじ

①結論

②結論の3つの理由

③私の具体的行動

④私が一番伝えたいこと

 

浪人しているのに全く勉強のやる気が出ない。

 

教科書、ノート、単語帳、何も開きたくない。

 

とにかく椅子に座りたくない。

 

こういった、「なぜかやる気が出ない」悩める浪人生のために今回はそのいくつかの対策を提案したいと思います。

 

結論としては、

 

「逃げずに戦い続ける」

 

ことが重要だと私は実際に体験して感じました。

 

その理由を3つほど紹介しようと思います。

 

理由①:人は習慣に弱い

 

なぜかやる気が出ない・勉強がしたくない原因の一つとして、勉強が習慣化していない可能性があります。

 

人は習慣化している行動をするのに体力を使いません。

 

歯を磨く、トイレに行く、水を飲む、スマホを開く。

 

これらは習慣化しているので、何も考えずに行動に移すことができます。

 

しかし例えば、朝起きたら散歩に行く、いつもと違う道で帰る、いつもは食べない朝ごはんを食べる。

 

一見大した行動ではないのに、いざ自分でやるとなると割と精神的に負担がかかったりします。

 

勉強も同じで、習慣にするための一番初めの段階が最も苦痛です(理系で例えるなら、静止摩擦力が動摩擦力よりも断然大きい、みたいなこと)。

 

私の東大生の友達もこの前、

 

「テスト勉強マジでめんどくさい」

 

と言っておりました。

 

どんなに頭がいい人、長時間勉強している人でも、初めのころは身をかきむしりたくなる思いで机に座る努力をしています。

 

まずは勉強の質よりも、勉強の習慣作りが大切です。

 

理由②:知識の定着率は、やる気の有無にあまり関係がない

 

やる気があればあるほど勉強した内容が頭に入り、やる気がないと勉強してもあまり意味がない。

 

そう思っている人が多いと思います。

 

しかし知識の定着率は、やる気の有無というよりも、勉強の仕方に関係があります(超大雑把に言えば以下に復習を効率よくできているか)。

 

やる気がないときに勉強しても意味がない、といったことを謳っている本や記事はよく目にしますが、私の経験上、あまり関係がないように感じました。

 

もう変な声が出るくらいやる気が出なくても、とりあえず勉強してみて自分を観察してみてください。

 

やる気がなくても、知識は脳のどこかにちゃんと吸い込まれています。

 

理由③:脳は行動するか迷っているときに一番負荷がかかっている

 

人は動物なので、敵(ライオン)から襲われたときに逃げれるために、体力を温存するようにあらかじめプログラムされています。

 

だから、人間が何か行動を起こそうと思ったら、頭の中でそれを行わないための言い訳を瞬時に考えようとします。

 

その言い訳を考える時間は、平均5秒だといわれています。

 

だから、何かをしようと思いついたら、とにかく5秒以内に始めてみてください。

 

そこでのコツは、できるだけ行動を分割すること。

 

例えば、机に座って勉強しよう、と思い立ったら、机に座るまで5秒、リュックを開けるまで5秒、教科書机に乗せるまで5秒、、、といった風にやってみるとよいでしょう。

 

その際、3.2.1.ドン!(行動)という風に私は3秒ルールで動いています。

 

やってみたら案外楽しかった、とか行ってみたら案外楽しかった、という経験を一度はしたことがあるはずです。

 

行動する前の予想、言い訳が実際にそうなることって、案外少なかったりします。

 

 

~私が実際にやっていた具体的対策~

 

①:名言を調べまくる

 

私の大好きな名言は、マンガ宇宙兄弟での、

 

「本気の失敗には価値がある」

 

です。

 

②:合格・不合格体験記を読みまくる

 

自分と同じ悩みを持っていた人に出会うと、救われます。

 

③:勉強・自己啓発本を読む

 

人は勤勉で同じ考え方をするので、あなたが悩んでいる悩みは絶対に過去の人が解決方法を見つけています。

 

おすすめの本は、

 

「直感力を高める数学脳のつくりかた」

 

です。

 

④:行きたい大学ツアー(一人で)に行ってみる

 

目指す大学に行ってみて、ココアでも飲みながらぼーっと将来の自分を想像してみたりすると、興奮してきます。

 

⑤:机で作業する

 

とりあえず机に座って英単語書きまくったり、数学の公式書きまくったりしてると、頭使わずに暇つぶし出来ます。

 

⑥:YouTubeで勉強する

 

ヨビノリたくみさんのしょーもないギャグでも聞きながら、積分するのおすすめです(答えまで飛ばしても全然OK)。

 

⑦:勉強する

 

英単語や数学の公式、1つでも覚えられたらあなたは素晴らしいです。

 

世の中のサラリーマンの1日の平均勉強時間知っていますか?

 

6分です。

 

どんどん勉強して、世の中を置いてってやりましょう(それができたら苦労しないわ!)。

 

 

私が一番伝えたいことは、

 

「迷っている時間が一番脳にストレスがかかる」

 

です。

 

まあそうやって迷って勉強したりしなかったり、失敗を繰り返してる時点であなたはすごい人間になっていってます。

 

あなたは思っているより結構すごいです。