大学生の教養サロン

教養と言うよりは、暇つぶしです。

なぜ大学に行くのか~大学受験生に向けて~

~もくじ~

①結論

②大学進学のメリット

③大学進学のデメリット

④私が一番伝えたいこと

 

なぜ大学に行くのか。

 

結論から言うと私は、

 

「大人になる前の準備期間」

 

だと考えます。

 

この考えを原則として、私は「大学に行く3つのメリット・デメリット」について話していきたいと思います。

 

※前提知識として、大学の授業の質には期待しない方がいいです。なぜなら教授は人に教えるプロフェッショナルでもなければ、私たち生徒に興味がないことも多いからです。だからここでいう勉強とは、自由な分野の勉強であり、大学での授業を指すのではありません。もちろん、たまたま好きな勉強が大学の授業の内容であることはあります。

 

~メリット編~

 

メリット①:将来の保険になる

 

まず1つ明言しておきたいのが、

 

「偏差値の高い大学に行く=優秀・仕事できる・社会に貢献できる」

 

は全くの嘘、ということです。

 

近年(2020年3月現在)、社会が急速に変化し、学歴社会が崩壊しつつあるということを知っていますか?

 

最近から、だれもが知っている超大企業が、

 

年功序列(おじさんほど偉い)の廃止・実力成果主義

 

を続々と導入してきています(本当です、調べてみてください)。

 

しかし、ある程度偏差値が高い大学に行けば、

 

「私は優秀かはわからないけど、努力することはできます」

 

という、努力証明書にはなります。

 

やはり採用する側の人からしても、できるだけ勉強する努力を出来る人をとりたいのは当たり前ですよね。

 

またそれに伴い、偏差値が高ければ高いほどやりたい仕事を取り扱っている職に就ける可能性も広がっていきます。

 

メリット②:自分の将来を考える時間ができる

 

正直言うと大学生は、

 

「びっくりするくらい暇(マジで暇)」

 

です(※ほんの一部の医学生、理工学生を除く)。

 

この膨大な時間を使って、自分が一生をささげたい仕事を考えることができます。

 

言い換えれば、一生の趣味を考えられる期間でもあります。

 

正直、高校卒業までの18年間でそれを見つけるのはほぼ不可能なので、できれば大学に行ってゆっくり考えたいです(もちろん高校生でも見つけられる人は存在しますが、少ないです)。

 

でも実際は、大学3年間を飲み会やバイトや遊びで溶かし、そのまま就活を始めて結局何をしたいか考える時間を十分に持たないまま就職する人が多いようです。

 

メリット③:好きなだけ勉強できる(②と似てる)

 

正直、高校までは自分の好きなことなんてあまり分かりません。

 

なぜなら学校生活、勉強、部活が忙しすぎるからです。

 

何も考えなくても、自分がやらなきゃいけないことを精一杯頑張ってたら、高校までの18年間は暇せずに終わってしまいます。

 

その結果、みんなの好きなものが自分の好きなものになり、自分の知っている知識がみんなの知っている知識になってしまうのです(なぜなら考える時間がないから)。

 

でも本当は色々なことに挑戦して、自分が本当に好きなものを見つけたいです。

 

もちろんこの場合の好きなものとは、勉強に限ったことではありません。

 

スポーツ、芸術、YouTube、、、世界のもの全てです。

 

それを見つけて、時間の限り取り組めたら、最高です。

 

~デメリット編~

 

デメリット①:お金がかかる

 

これが一番の問題です。

 

大学側も、私立大学はあくまで商売なので、授業料がとてつもなく高いです。

 

その結果、親の負担が増えたり、奨学金によって自分の負担が増えたりします。

 

ただ、大学での過ごし方によってはその学費の何倍以上もの価値(=スキル、経験)を生み出すことができるので、頑張りたいです。

 

デメリット②:時間がかかる

 

大学の4年間を使ってできることは無限にあります。

 

何かを極めるには4年間は大きいです。

 

大学に行かず就職して、自分の現状を打破したいと一念発起してガンガンに努力して成功する人も山ほどいます(例:HIKAKINさん)

 

そういう人と比較すると、酒におぼれて4年間過ごすよりは早く就職して社会を知る方がいいような気もします(実際4年間を酒に溶かす大学生は多いようです)。

 

デメリット③:逆に堕落してしまう可能性がある

 

大学は本来勉強するために入る機関であるのにも関わらず、逆に堕落してしまう人も多いようです。

 

高校までは勉強ができて優秀だったのに、大学に入った瞬間それまでしてこなかった遊びの楽しさを知り、おかしくなってしまうことは結構よくあることです。

 

良くも悪くも、時間が山ほどあるので悪の道にそれてしまう人も中にはいます。

 

 

私が一番伝えたいことは、

 

「受験生のうちは、とくにやりたいことがない限りは、偏差値にこだわっていい」

 

ということです。

 

勉強・学歴だけがすべてじゃないことや、本当に好きなこと・やりたいことというのは大学生になって時間が山ほどできた時に考えればいいと思います。

 

そして、偏差値が高いほど将来を真面目に考えている人が比較的多いので、そういう環境に身を置けるのなら置いときたいです(なぜなら人は弱い生き物なので、環境に強く影響されてしまうことが多いからです)

 

とにかく、自分のできる限り全力を尽くして、行きついた先でまた考えたいです。