浪人生のリアルな1日/1週間/1か月(浪人生の日常)
~もくじ~
①浪人生の1日(平日編)
②浪人生の1日(休日編)
③浪人生の1週間
④浪人生の1年間(気分も一緒に)
⑤私が一番伝えたいこと
今回は浪人生の具体的な日常について紹介したいと思います。
まずは1日編(平日編)
6:30 起床
7:20 予備校へ出発
ー電車内で単語(よく爆睡)
8:20 予備校到着
ー授業まで単語や予習
8:45 授業開始
12:15 4コマ終了(駿台は50分授業)
ー昼食&単語or昼寝
13:30 授業開始
16:30 2コマ終了&帰宅
ー電車内で単語(よく爆睡)
17:30 家到着&休憩開始&軽食食べる
18:00 休憩終わり&授業の復習開始
22:00 復習終わり&夕飯
ー休憩
25:00 就寝
ポイント①:授業は予習&復習したうえでしっかり全部受ける
授業さぼる人は結局最後まで伸びませんでした。
平日の放課後は授業の復習に全振りしました(いつ予習したかは後述します)。
ポイント②:電車内や休み時間などの隙間時間は単語を徹底
隙間時間を単語に使うかどうかで勉強効率が圧倒的に変わります。
特に電車などの移動時間を単語に使うかどうかでかなり差が出ます(爆睡してもいいのでやろうとしよう)。
ポイント③:このスケジュールの問題点
このスケジュールには1つ致命的な問題点があります。
就寝時間が遅すぎることです。
受験生の皆さんは23:00にはベッドor布団の中に入るようにすべきです(ここ最重要)。
たしかに不安やストレスで夜更かししたくなる気持ちは十二分に分かりますが、浪人生活は睡眠にかかっているといっても過言ではありません。
まずは成績の伸びや勉強法について考えるのではなく、睡眠時間の確保、就寝時間の改善をするのが絶対的に重要です。
良くない睡眠習慣では、どんな効率的で質の高い勉強もすべて水の泡になってしまいます。
これだけ言われても実行する受験生は1%もいません。
あなたは実行する1%側か、実行せず勉強法・量にこだわる99%側か、どちらになりますか?
1日編(休日編)
7:00 起床
ー朝食&歯磨きなど
8:00 勉強開始(1週間分の予習開始)
ーできるだけ水曜日分まで終わらせようと頑張る
12:00 勉強終了&昼食
13:00 昼寝開始
13:15 昼寝終了&勉強開始
ー午前の遅れを取り返すために全力
18:00 勉強終了&軽食
ー休憩
18:30 勉強開始
ー金曜日分まで終わってしまったら、終了or単語(やる気あったら)
22:00 勉強終了&夕食
ー休憩
25:00 就寝
ポイント①:とくに数学など予習に時間がかかるものは・・
とくに数学・物理・化学などいくら考えても分からなかったりして時間のかかるものは時間制限(なるべく短め)を設けて、ぞれを過ぎたら強制終了する。
おすすめは数学・物理・化学、大問1個20分
予習の目的は、解ききることではなく、自分の分からないところを明確化すること。
ポイント②:予習で分からなかった部分を具体的にメモしておく
①と関連して、予習の目的である「わからない部分の明確化」を達成するために、この②は最重要項目である。
ポイント③:就寝は早めに(2度目)
とくにこういう1日かけて自習する日はしっかり睡眠をとって備えよう。
続いて1週間編
月曜~金曜:上の平日編を繰り返す
土曜:上の休日編
日曜:たまに模試が入って一日つぶれるor予備日
ポイント①:金曜の放課後は・・
金曜の放課後は1週間頑張った解放感がでてだらけてしまうことがある。
だから私はよく、金曜の放課後は帰り道にコンビニなどでコーヒー/ココアなどを買って近くの公園でぼーっとしたり音楽を聴いたりして、あえてなにも勉強しない時間を作ったりしてリフレッシュした。
そして帰ってきたらいつもより少し少ない時間を集中してできる限り復習につぎ込んだ。
ポイント②:日曜はなにをするのか
模試が入るときは、あらかじめその週は模試に備えて、日曜にやり残しを残さないように意識して勉強した。
模試がない日は自分の苦手分野やその週でもっと深く復習した方が良いと思ったものを集中的に勉強したり調べたりした。
ただ日曜は気分的にも緩んでしまうので、勉強は18:00まで、と決めて集中した。
18:00以降はサザエさん見たりちびまる子ちゃん見たり鉄腕ダッシュ行ってQ(略)
続いて1年間編(気分も一緒に)
3月:現役時代目を背けてた苦手分野/未習分野に手を付ける(できるだけちんぷんかんぷんじゃない程度まで頑張る)
気分:浪人に向けてスタートダッシュを切るためSNS全部消す&若干病んでた&でも頑張る
4月:まずは予備校に慣れる&上記の平日/休日の生活スタイルを習慣づけする
気分:新しいことばかりで心がざわざわ&最初の両隣の人だけ友達に
5月:SNS消す作戦が功を奏し、GWという世の中浮かれている気分をシャットアウト
気分:友達?そんなもんいらねえよ(悟りを開く)
6月:4月に始めた習慣づけが次第に体になじんでくる&中だるみの時期だと思い頑張る
気分:可もなく不可もなく、悶々と勉強
7月:前期授業終了&夏期講習突入(前期の総復習一応終了)
気分:前期の生活スタイルを講習にも生かそう&講習で行くいつもと違う街が新鮮&ちょっと疲れたけど頑張ろう
8月:第一回大学実践模試が行われる&夏期講習修了&後期授業開始&(一応)夏期講習層勉強時間600時間達成
気分:実践模試が終わり講習が終わりに近づくにつれて若干ダレる&まあそれまで夏期講習頑張ったし若干はダレてもいいか、と開き直る
9月:後期授業ちょっと難しくなる&少し模試が増え始める
気分:今までの努力はいったん忘れて、後期はさらにoutputを増やそうと決意
10月:思ったより模試が良くない&模試ができない
気分:あぁちょっと疲れたなぁ
11月:一瞬戦意喪失&第二回大学実践模試で沈没
気分:第一志望諦めて1ランク落とした大学で主席合格を目標に&一年で一番萎える
12月:鬼のセンター試験勉強&二次試験勉強&センター直前模試忘れててすっぽかす
気分:十分疲れたし頑張ったのはわかる。でも頑張ろうよ自分!!
1月:全力投球センター試験&直前講習開始
気分:もうこんな頑張ったんだから何点でもいいや(悟り)&どこの大学でもいいや(悟り)
2月:受験最後の1か月
気分:とにかくできることを1mmでもやるしかない&もうすぐ受験が終わる(わくわく)&最後は慎重に、冷静に、心は熱く(悟り)
私が一番伝えたいことは、
「自分なりのスタイルで戦い抜く」
です。
人と同じことをやる必要は全くありません。
東大合格した人と同じことをする必要はないです。
時には萎えるし落ち込む、時には頑張るし元気出る。
ただ、自分の中で最も効率が良く、頑張れて、最高な勉強スタイルを作りましょう。
ひたすらがむしゃらにやっても微妙です。
それの参考として、東大合格した人などの経験談を取り入れるのは最高ですね。
1つだけ、予備校の先生やクラス担任の話は信じてその通りにしましょう。
彼らは受験のプロで、とてつもない数の受験生を見てきているのだから、参考に値します。
ではまた。