大学生の教養サロン

教養と言うよりは、暇つぶしです。

夏が近づいてきた6月。

この月は模試もなく(あったっけ?)、夏期講習前最後の追い込み的なイメージしかないが、一つだけ記憶に残った日がある。

 

その日は火曜日でたまたま授業が休みで、代わりに数学の(清先生の)特別授業があったのだが、周りの(夏が近づくような)浮足立った光景だけはかなり鮮明に覚えている。

 

(特別授業の、休日な雰囲気からか)授業が終わった後に、「ラーメン食いに行こうぜー」とか「午後遊びに行こうぜー」的な声が聞こえてきてかなり腹が立った。

 

確かに他人のことなんか自分には関係ないのだが、それでも気になるものは気になる(特に浪人時代は悪い意味で周りがかなり気になった)。

 

私は共学の普通の公立高校出身だったため、クラスに高校の友達は一人もいなかった。

 

しかし主に有名私立男子校出身の人たちは友達だらけだったので高校の時のノリのまま浪人を過ごしていた(ように私には見えた)。

 

それゆえ、その高校のまじめに勉強したい人たちはちょっとやりずらそうにしていた(ように私には見えた)。

 

のちに現れだすのだが、今回のように放課後遊びに行ったり授業を休んで自習室にこもったり、ほかのクラスの授業にもぐったり。。こういうことする超進学校出身の人たちの多くは、最終的には(少なくとも私のクラスの人たちは)私より偏差値が下の大学に行ったり二浪したりしていて本当に気分がよかった(浪人終わりの私はかなり性格が歪んでいたので心の底からこう思っていた)。

 

私は一秒でも多く勉強していないと気が済まないタイプの神経質人間だったので、外食する時間さえもほとんどとらなかった(この性格が良かったのか悪かったのかはわからない)。

 

今日の一言:夏前の浮かれた雰囲気は、ぐっとこらえて地道に勉強しよう

 

 

個人的にはこの時期はかなりきつかった。浪人生のつらい時期は人それぞれだと思う。それでも机に向かうことをやめてはならない。どんなにはかどっていないように思えても、2月の本番の日に1%でも役立つことを吸収しようと思って勉強し続けたこの時期は意味があった気がする。