大学生の教養サロン

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2020年4月開始の『大学無償化』で起こる変化【受験生必見】

皆さん、2020年4月から、『大学無償化』が始まるのを知っていますか?

 

 

一定の条件を満たす家庭の学生を対象に、学費を全額(またはそれに近い額)支給される制度が始まるそうです。

 

 

 

詳しくは以下のリンクから↓

 

www.fpwoman.co.jp

 

 

今回は、この『大学無償化』によって、受験がどう変化するのかについて、考察してみました。

 

『大学無償化』によって何が変化するのか。

 

 

変化①:優秀な学生が増える

 

当たり前ですが、大学に行ける学生が増えるので、それに伴い頭の良い学生が増えます。

 

特に、貧困家庭の子供が、仮にもし東大にでも行ければ、将来安泰がほぼ保証されたようなものなので、おそらく死に物狂いで勉強する学生が増えるでしょう。

 

日本にとってはとても良い変化だと言えます。

 

 

変化②:世間知らずの若者が淘汰(排除)される

 

貧困家庭の努力家な学生が上位に躍り出ることで、それまで環境に甘えていた学生の順位が相対的に下がります。

 

塾に入りさえすればいい、といった意識低めの学生に待っているのは従来よりも暗い未来でしょう。

 

 

変化③:スタディサプリなどの比較的安価の、オンラインコンテンツが伸びる

 

多額の費用が掛かる学習塾よりも、自宅で気軽に受講出来て、なおかつ安いスタディサプリなどのオンラインコンテンツが伸びます。

 

大学に入って専門的なスキルを身につけられるのであれば、スタディサプリくらいの金額であれば投資するに値する、と考える人が増えると思われます。

 

スタディサプリの他にも、YouTubeなどのオンラインのプラットホームを利用したコンテンツ市場もさらに伸びるかもしれません。

 

 

変化④:就職する若者が減り、雇用の年齢層に変化が起きる

 

もちろん、いきなり就職して働くよりも、大学などで専門的なスキルを身につけた方が生涯年収は上がるので、就職する若者が減ります。

 

それに伴いこれまで若者の労働力で補っていた業種に、高齢者の雇用orAIなどのロボットの導入により、雇用形態に変化が生じます。

 

高齢化社会にとっては、高齢者に職ができるのは良いことです。

 

 

 

いかがだったでしょうか。『大学無償化』は日本にとって良い変化を起こしてくれると思われますので、もっと広まっていってほしいものです。